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本を読んだよ

こちらである。

 

花酔いロジック  坂月蝶子の謎と酔理 (角川文庫)

花酔いロジック 坂月蝶子の謎と酔理 (角川文庫)

 

 大学のサークルである、推理研究会に入ろうとしていた主人公が酔理研究会に入ってしまうという物語。お酒を飲みながら、そこで起こる不思議事件に首を突っ込んでいく物語。お酒を飲むサークルで、起こる事件もそんな大したこと無いモノだから、薄っぺらいなあ、と思って読んでいたが、案外惹きつけられた作品だった。と言うのも、文章による表現が急に文学的になる時があって、そこで心を持っていかれるのである。内容も途中までは、想像できるような軽いモノであるが、(全部で5つの物語あるがその中の)4章目は、最後の結末が少し意外で、しかも加速感もあったので、すごく好印象だった。なんともう続編が出ているということなので、続きも読んでみたいと思う。