こんな時に
映画を観ました。2016年1発目の映画はこちら。
はい。傷物語-Ⅰ鉄血篇-を見てきました。以下ネタバレ注意。
っていっても感想だけだけどね。
原作は読んでいたので、内容は把握済みでした。なので、表現とか、シャフトらしさを注目しようかなと、そんな気持ちですね。結論から言うと、おもしろくなかったです。まずそもそも本編は1時間あるかどうかという短さ。これは、ああいったシャフトがやるような演出だと妥当なのかもしれない、と後で思った。間延びするというか、1シーンが長いので、長時間やられるとだれてくる。だからこその1時間。しかし、ゆえに内容が無い。すっからかんだ。次に羽川。羽川という人は、顔はあそこまで可愛くない。化物語を見ればわかるが、もっときちきちとした顔である。映画はあまりにも猫猫しいのだ。口とかね。3つに違和感。全体的に違和感があって、不死身の描写(日光で焼かれるシーン)、キスショットを撫でるシーンなどが、ギャグにもなっていないし、ほっこりもしていないし、苦しそうでも、真面目でもない。なんか中途半端ではないだろうか。まあ物語シリーズのファンからすれば全ての起点になる作品だからそんなことどうでも良いのかも。なんせ全然出来上がってないんだろうなあ、と思わされた作品だった。頭の中にはイメージがあるけど、それを100%アウトプットできていないような。そんな感じ。まあ、特典の小ポスターと小冊子だけでも1300円(レイトショー)を払う価値はあったかもしれない。
2部は2016年夏ということで。もし気が向いたら見に行こう。